【カナダワーホリ入国条件変更】カナダワーホリ入国時にジョブオファーが必要
先日(2020年5月8日)に、カナダワーホリにおいて、入国の条件が変更されました。
この変更に伴い、現在(2020年5月現在)ワーホリビザを、お持ちの方は、今後どのようにしていかなければいけないのか?
今回の記事は、カナダワーホリにおいて、入国時の条件変更と、その対応策についてまとめています。
目次
カナダワーホリの入国時にジョブオファーが必要に
2020年5月8日に、カナダ移民局は臨時措置として、「ワーホリ(ワーキングホリデー)ビザにおいて、入国時に、ワーホリ就労許可通知書 (Port of Entry Letter of Introduction)とカナダの企業の内定(valid job offer)が必要」という発表をしました。
この発表以前は、入国時に、ワーホリ就労許可通知書 (Port of Entry Letter of Introduction)のみ必要でした。
今回の措置は、それに加え、カナダ企業からのジョブオファーが必要になったということです。
「ジョブオファー」とは、いわゆる企業内定のことを言います。職種についての言及はありませんでしたので、飲食店などからのオファーでも大丈夫です。
つまり、カナダワーホリをするためには、入国前、日本に居ている時点で、カナダでの仕事を見つけていないと、入国できなくなりました。
しかし、現在(2020年5月現在)のカナダでは、飲食店はテイクアウトのみ、それ以外もまだまだ活動自粛となっていますので、仕事が見つけにくい状況です。
なおこの措置は無期限で実施されるようです。
臨時措置の意図は?
この臨時措置が発表される以前は、カナダワーホリをするにおいて、「入国前に仕事が決まっていてはいけない」ということが、ワーホリビザ発行の条件としてありました。
これは、ワーホリ(ワーキングホリデー)が、就労を目的とせず、あくまでも休暇を楽しむため(滞在期間の費用を補うための就労は許可)に発行されるビザだからです。
つまり今回の措置は、今までのカナダワーホリにおいて、180度真逆の措置となりました。
この意図としては、「完全に現在のウイルス問題を、収束させるために、不要な入国を制限する」ものとして、決定されたのだと思います
カナダワーホリの入国時にジョブオファーが必要になった対応策
先ほども書きましたが、この臨時措置は、現段階で無期限とされています。
その中で、今後カナダワーホリをするためにはどうすればいいのか?
ここでは、その対応策を紹介します。
カナダワーホリをするための対応策1 最新情報をチェックする
昨今の状況では、情報が日々変わります。今回の措置も、数か月前に比べると、180度真逆の条件になっています。
このような状況の変化に対応できるよう、常に最新の情報を手に入れることが、1番大事な対策といえるでしょう。
最新の情報を手に入れるには
カナダワーホリをするための対応策2 日本でカナダの仕事を探す
この臨時措置は、無期限と書きましたが、あくまでも現段階でのことなので、今後条件が緩和されていくことは、十分に考えられます。
「日本に居ながら仕事なんて探せない」という方もいると思います。
確かに従来に比べると、カナダワーホリのハードルが高くなっていることは事実です。しかし、現状だからこそ、人員不足であることも、また事実です。
特に一部の職種、たとえばスーパーなどは、人手不足です。このような状況においては、ワーホリでも雇ってくれる可能性があります。
また、多くの日本人ワーホリが帰国してしまったので、日本食レストラン(ジャパレス)でも、開店復帰に向けて、募集をかけ始めるでしょう。
さらに、日本から仕事を探せるので、従来のように、焦って仕事を決める必要もないですし、仕事が決まっているという安心感を持って、ワーホリに行くことが可能です。
下記にカナダの仕事を探すためのサイトを紹介しますので参考にしてください。
カナダの仕事を探すサイト
カナダワーホリをするための対応策3 ビザを見直してみる
今回の措置に対して、「ワーホリビザ」でないといけないのかを、もう一度検討してみるのもいいかもしれません。
確かに、今回の措置では、「仕事があれば入国出来る」という見方もありますが、初めてワーホリに行く方や、英語に不安がある方は、仕事を見つけるのが難しいというのが現状です。
不可能とまでは言いませんが、ハードルが高いことに変わりはありません。
中には、カナダへワーホリビザで入国するが、最初の何か月かは、語学学校に通ってから仕事を見つけようとしていた方も、多いと思います。
そのような方はまず、「学生ビザ」で入国することをおすすめします。
「学生ビザ」とは、文字通り、就学の為のビザを意味します。
ビザの有効期間中は必ず学校に通う必要がありますが、仕事が決まる前でも入国出来ます。
また、カナダに入国後に学生ビザから、ワーホリビザへ変更することも出来ます。
学生ビザで入国することによって、カナダの土地勘も得ることが出来ますし、ワーホリビザへ変更するという条件のもと、仕事を探すことも出来ます。
ただ、現状新規のビザの取得は難しいかもしれません。
あくまでも代用案として考え、常に最新の情報を入手することをおすすめします
カナダワーホリをするための対応策4 他の国も検討してみる
ここからは、あくまでも代替案ですが、カナダ以外の国でワーホリを検討してみるということが、あげられます。
たとえば、この先、ウイルス問題が収束されても、カナダのワーホリビザの入国条件が緩和されない場合も考えられます。
ワーホリの渡航を急ぐ理由として、「年齢制限」が1つの原因になっています。
現在カナダをはじめ、多くの国がワーホリビザの発行を30歳以内(入国時は31歳でも可)としています。
最近では、「ギリホリ(30歳ぎりぎりでワーホリに行くこと)」でワーホリに行く人が増えています。
このような方は、カナダ以外の国でワーホリを検討してみるのも、1つの手段としてあります。
カナダ以外にワーホリで人気な国の情報をまとめていますので、参考にしてください。
カナダワーホリの入国時にジョブオファーが必要な件のまとめ
いかがでしょうか。
今回のまとめ
- 2020年5月8日から、カナダワーホリでは、入国時にカナダ企業からのジョブオファー(企業内定)が必要
- 対応策には以下の事が挙げられる
- 最新の情報を入手する
- 日本から仕事を探す
- ビザを見直す(学生ビザなど)
- カナダ以外の国も検討する
- 日本から仕事を探すには、初めてワーホリに行く方はハードルが高いが、限定的な仕事では、需要がある
- 日本で仕事を探すことは、焦って仕事決めないでいいので、仕事探しに余裕が出来る