【仕事をゲットするCVの書き方】ワーホリニュージーランド版テンプレートあり
ニュージーランドで仕事を探す時に、必ず必要になるのが、CV(シーブイ)と呼ばれるものです。
CVとは、Curriculum Vitae(カリキュラムバイティ)の略で、日本でいう履歴書のことを言います。このCVで、仕事の合否が決まると言っても、過言ではないほど、重要なものになってきます。
ニュージーランドでは、CVと言いますが、オーストラリアやカナダでは、Resume(レジュメ)と言います。
しかし、英語で履歴書を書いた経験がなく、「どう書いていいのかわからない」という方が大半だと思います。
また、ニュージーランドのCV(履歴書)は、日本の履歴書と違い、手書きではなく、ワードなどを用いて、メールで送るのが一般的です。
この記事では、3か国にワーホリをした、わたしが、実際に使っていたCVを公開し、その書き方と、ポイントを紹介します。
また、今回説明したCVのテンプレートを、特別にアップロードしますので、ダウンロードして活用してください。
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目次
ニュージーランドのCV(履歴書)の書き方
ニュージーランドのCV(履歴書)には、決まったフォーマットがないので、書き方は自由です。
自分のどの部分を、アピールするかによって、内容も変わってきます。
下記にCVのテンプレートをアップロードしていますので、ダウンロードしておつかいください。
詳しい記入方法は下記を参照して下さい。
基本的な書き方は、以下の通りです。
基本の書き方
- 基本情報(名前、住所、電話番号、Eメールアドレス)
- 職歴(最新のものから順に)
- 学歴(最終学歴のみ)
- 趣味
- その他(英語のレベルや、スキル、アピールポイントなど)
すべて英語での記入になりますので、不安な方は、語学学校の先生などに添削してもらうのがいいでしょう。
また、職歴欄の仕事内容は、出来るだけ詳しく書きましょう。先方は、この分野をみて、仕事に合う合わないを判断します。
全ての職歴を書く必要はありませんが、なるべく応募する職種に近いものを書きましょう。
他には、最後のアピールポイントは多いほうが有利です。
特にニュージーランドは、自分をアピールできる人が、採用される傾向があります。
ニュージーランドのCVはカバーレターを準備【テンプレートを用意】
カバーレターとは、雇い主に自分のCV(履歴書)を読んでもらうための、添え状のことを言います。
雇い主が一番最初に目にする文章なので、非常に重要な書類といえます。
主な内容は、CV(履歴書)を凝縮したようなもので、志望動機や、自分の強みなどを書きます。「わたしならこういう場面で役にたちます」というような、アピール性の強い文章にすると良いでしょう。
カバーレターはCV(履歴書)と一緒に送付します。直接職場に行くときには必要ありません。
カバーレターの内容は以下を参照してください。(カバーレターのテンプレートも先ほどのファイルにあります)
ニュージーランドのCV(履歴書)を書くポイント
CV(履歴書)を書くポイントは4つあります。
雇用主あるいは、採用担当者は、毎日多くのCV(履歴書)をもらいます。そのため、情報量が多いものは、読まれにくい傾向にあります。
先ほど、「アピールをたくさん書く」と書きましたが、必要な情報を「簡潔にまとめて」書くようにしましょう。
たとえば、「中国語が少し話せる」といった特技に、その生い立ちから説明する必要はありません。雇用主は、あなたのそのスキルがほしいのです。
カバーレターは、人によって必要でないという方もいますが、わたしは絶対に必要だと思います。
なぜならば、先ほども書きましたが、カバーレターは自分のCV(履歴書)を読んでもらうための資料です。
日々たくさん来る応募の中で、カバーレターに必要な情報をまとめておけば、CV(履歴書)を読まなくても、自分の情報が相手に伝わります。
そのために、カバーレターは必ず送付しましょう。
自分のアピールするポイントを最初にもってくることによって、読み手側(雇い主)がどういう人材なのかを把握しやすくなります。
アピールするのは、人によって違いますが、たとえば、バリスタに応募をした場合、最初に職歴を持ってきて、経験があることをアピールするのもいいでしょう。
ほかには、現地ニュージーランド人は、名前を大きく書きます。それは、まずは名前を覚えてもらう為に、大きくしているそうです。
このように、アピールする箇所を、明確にすることによって、採用率が高くなります。
日本でも、ビジネスのメールで、エクセルやワードを添付するときは、PDFに変換して送ります。
なぜPDFに変換しなければならないのか?
それは、エクセルやワードは、相手のソフトのバージョンによって見え方が変わったり、レイアウトが崩れたりするからです。
PDFであれば、同じレイアウトで見ることが出来るので、必ずPDFに変換して送るようにしてください。
意外とワードのまま送ってしまう方がいるのですが、ニュージーランドでも日本と同じように、ビジネスメールでは、PDFに変換しましょう。
ニュージーランドでCVをメールで送る方法
CV(履歴書)を送る時のメールが、そのまま第一印象になりますので、ここでの文章は重要になります。
例として、わたしがいつも送っているメールをご紹介します。
件名:Apply for the○○応募するポジション名
Dear Hiring Manager,
Hello My name is ○○名前 who came to New Zealand for Working Holiday.
Today I saw your career opportunity and I would like to apply for the ポジション名.
I worked 職歴 for 2 year in Japan and 職歴 for 6 month in japan.
I am good communicating with customer and making them feel like.
They would like to come back to my restaurant.
My working holiday visa expiry date is ビザの失効日
I hereby attach my cover letter and CV.
If you would like to get in touch to discuss my application and arrange interview, please contact me.
メールアドレス:
電話番号:
Thank you,
Yours sincerely.
名前
赤字の部分を直せば、そのまま送ることができます。
応募メールを送る際に注意すべき点は、4つあります。
応募メールの注意点1
- ビザの失効日を明記する
ビザの失効日は必ず明記しましょう。
雇用主は、出来るだけ長く働いてくれる人材を探しているので、その期間を示すのは大切です。
応募メールの注意点2
- 省略形は使わない
省略形とは、「I am」を「I'm」などのように書くことをいいます。
ビジネスメールなどの場合は、省略せずに書くことが丁寧とされています。
応募メールの注意点3
- 件名は必ずつける
件名は、そのメールの内容を表します。そのため、どういう目的でメールしたのかを明記しましょう。
ポジションによっては、採用担当者が違うこともありますので、送る際にどのポジションに応募したのかを書くといいでしょう。
たとえば、ホールスタッフを希望なら、「Apply for the hall staff」と明記することによって、ホールスタッフの応募とすぐにわかります。
応募メールの注意点4
- 簡単にアピール文を書く
例にあげたメールでは、このように書いています。
「I am good communicating with customer and making them feel like. They would like to come back to my restaurant.(わたしは、お客さんとうまくコミュニケーションをとれて笑顔にすることが出来ます。そしてお客さんは、また来店してくれます)」
難しく書く必要はなく、簡単に伝わりやすいように書くようにしましょう。
ニュージーランドのCV書き方まとめ
いかがでしょうか。
今回のまとめ
- CV(履歴書)には、決まったフォーマットがなく、自由に書いていい
- アピールする部分を最初に持ってくる
- アピールは大事だが、長くなり過ぎないように簡潔にまとめる
- CV(履歴書)は2枚~3枚が適当
- カバーレターは、CV(履歴書)を読んでもらう為に、必ず必要
- CV(履歴書)とカバーレターを一緒に送付する
- メールは丁寧に書くことを意識する