【必見】ワーホリの費用を安く抑える3つの方法
これからワーホリ(ワーキングホリデー)へ行こうとしている人が一番気になるのは、ワーホリに必要な費用。
費用について調べていると、概要しか書いてなかったり、留学エージェントを利用した際の費用しか出てきません。
留学エージェントとは、主に留学の斡旋を行っている会社のことを言います。(ほとんどの留学エージェントでは、ワーキングホリデーの支援も行っています)
ただワーホリは海外旅行とは違い、長期間その国滞在することになります。
海外旅行でさえ何十万円という費用が掛かるのに、長期滞在ともなるといくら費用が必要なのか、実際の費用が気になりますよね。
「出来れば費用を安く抑えたい」これは必ずみなさんが一度は考えることです。
ワーホリの費用についてよく目にするのが、「ワーホリに必要な費用は100万~200万円前後」。
しかしわたしは、過去3回ワーホリをしましたが、費用を100万円以下に抑えることが出来ています。
この記事では、ワーホリの費用を抑える3つの方法を紹介します。
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目次
ワーホリ費用を安くする3つの方法
ワーホリ費用を抑える方法とは?
費用を抑える3つの方法
- 出来るものは個人手配をする
- シーズンオフに出発をする
- ホームステイをしない
これらの方法をとると、費用を格段に抑えることが出来ます。
以下で詳しく解説します。
ワーホリ費用を安くする方法/個人手配をする
後程、留学エージェントと個人手配の費用を紹介しますが、個人手配をしたほうが費用は格段に安くなります。
それは、留学エージェントは「手数料を取っているから」です。
例えば、ニュージーランドのワーホリビザ申請費は、日本人の場合無料です。
しかし、留学エージェントに代行してもらうと、手数料が1~3万円ほど必要になります。
個人手配の場合は手数料が無いので、申請費は無料です。
ここで数万円の差が出ます。
ココがポイント
留学エージェントは便利だが、手配するために手数料を数万円徴収している
ワーホリ費用を安くする方法/シーズンオフに出発する
次に抑えることが出来るのは、飛行機のチケット代です。
出発する時期を調整することによって費用を抑えることが出来ます。
たとえば、オーストラリアの航空券を調べると、8月の平均価格は約10万円に対し、6月の平均価格は、約8万円です。
さらに、翌月9月の平均価格は、約85,000円です。
ハイシーズンを避けて出発することによって、2万円近く費用を抑えることが出来ます。
ココがポイント
一般的に、シーズンオフと言われているのは、「4月、6月、9月、1月下旬」です。
この時期は、前後に大型連休があるため価格が安くなっています。
1年で最も安いのは9月です。
ワーホリ費用を安くする方法ホームステイをしない
留学エージェントを通して、ワーホリに行く場合は、ホームステイを進められます。
しかしホームステイをしないことによって、費用を抑えることが出来ます。
その理由が、「ホームステイの手配も手数料が取られている」からです。
留学エージェントでホームステイを手配した場合、1か月の滞在費で、「約14万円(朝と夜の2食付き)」です。
この14万円には、手数料が含まれています。
ワーホリでは、シェアハウス(マンションや一軒家の1部屋を間借りして、バスルームやキッチンはシェアをする)に住むのが一般的です。
シェアハウスの1か月の家賃は、平均5万円~8万円です。
食費を足しても10万を超すことはないでしょう。
ここで、6万~9万円ほどの差が出ます。
ココがポイント
どうしてもホームステイがしたい場合は、個人で手配することも可能
ワーホリ出発前に必要になる費用
ここからは、出発前に必要になる費用の内訳を紹介します。
今回は仮定として、ニュージーランドに、1年間のワーホリを予定している(語学学校に半年通う)場合の留学エージェントと、個人手配の費用で比較します。
尚ここには現地で必要な費用は含みません。(携帯代や交通費、その他食費等)
※1ニュージーランドドル=74円で計算
ワーホリを留学エージェントを利用し場合の費用
必要なもの | 含まれるもの | 費用 |
---|---|---|
ワーホリビザ申請費/学校手続き | ビザ申請サポート/学校手配料 | 30,000円 |
健康診断費 | ー | 11,500円 |
海外送金費 | ー | 8,000円 |
ホームステイ/4週 | ホームステイ費用・手配料 | 140,000円 |
現地サポート/6か月 | 空港送迎・海外生活サポート全般 | 80,000円 |
語学学校/24週 | 学費・入学金 | 800,000円 |
海外保険/1年間 | AIG損保 | 250,000円 |
航空券(片道) | ー | 80,000円 |
総費用 | ー | 1,399,500円 |
「約140万円」が、留学エージェントを利用した際に必要になる費用です。
この金額は、わたしが実際にニュージーランドにワーホリをしたときの金額をもとに算出しています。
ワーホリを個人手配をした場合の費用
必要なもの | 含まれるもの | 費用 |
---|---|---|
ビザ申請費 | ー | 0円 |
健康診断費 | ー | 11,500円 |
シェアハウス/1か月 | 光熱費インターネットは家賃に含む | 50,000円 |
語学学校/24週 | 学費・入学金 | 740,000円 |
海外保険/1年間 | ユニケア | 72,000円 |
航空券(片道) | ー | 80,000円 |
総費用 | ー | 953,500円 |
留学エージェントを利用した場合と同じ条件で、個人手配をした時に必要な費用は「約95万円」です。
個人手配をすることによって、「約45万円」費用を抑えることが出来ました。
ワーホリを留学エージェントを利用した場合と個人手配ではなぜ差が出るのか?
留学エージェントを利用した場合のみ必要になる費用は、以下のようなものがあります。
留学エージェントを利用した場合のみ必要な費用
- ビザ申請サポート/学校手配料:3万円
- 海外送金費:8,000円
- 現地サポート:8万円
「約11万円」の費用が、留学エージェントを利用した場合のみ発生しています。
上記以外で大きな差となっているものは、以下のようなものがあります。
留学エージェントの場合
- ホームステイ代(手配料含む):14万円
- 語学学校:80万円
- 海外保険:25万円
個人手配の場合
- シェアハウス:5万円 差額:9万円
- 語学学校:74万円 差額:6万円
- 海外保険:72,000円 差額:約18万円
上記でわかるように、個人手配をすることによって「33万円」費用を抑えることが出来ています。
特に差額が大きい海外保険は、留学エージェントでは詳しく説明されることがありません。
もちろん値段に見合った保険内容ですが、留学エージェントに提示されるものが妥当だと認識してしまいがちです。
ワーホリにおいて現地で必要な費用
現地で必要な費用は、ワーホリをする国によって違います。
ここでは、特に人気があるカナダ・ニュージーランド・オーストラリアの3か国で比較します。
また、比較のために1か月生活するのに必要な費用で比較をしていきます。
国 | 家賃 | 携帯代 | 食費 | 生活費 | 最低時給 | 収入 | 総出入費 | 追加要素 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オーストラリア(1ドル=76円) | 56,000円 | 2,000円 | 55,000円 | 10,000円 | 1,500円 | 180,000円 | 72,000円 | 土日祝時給アップ |
カナダ(1ドル=82円) | 65,000円 | 3,300円 | 65,000円 | 10,000円 | 940円 | 130,000円 | -13,300円 | チップ |
ニュージーランド(1ドル=74円) | 50,000円 | 1,400円 | 55,000円 | 10,000円 | 1,300円 | 175,000円 | 73,600円 | 日祝時給アップ |
ココに注意
カナダの総出入費がマイナスになっていますが、本来はチップをもらうことが出来るので、最終的にはプラスになります。
ワーホリビザは働くことを許可されているので、働いて生活費をまかないます。
さらにワーホリ費用を安く抑えるには
ここでは、さらに費用を抑えるポイントを、2つご紹介します。
語学学校に通う頻度を抑える
先ほど個人手配の費用を比較した際には、語学学校の費用を6か月としましたが、通う期間を調整することによって、さらに費用を抑えることが出来ます。
たとえば、通う期間を半分の3か月にした場合、単純計算で「37万円」費用を抑えることが出来ます。
通う期間は自分で選べるので、予算と相談したうえで決めることが出来ます。
ココがポイント
語学学校によっては、午前中の授業のみ受講など、限定した通い方も出来ます。
高時給の職場で働く
高時給の職場で働くと、その分収入が増え費用を安く抑えることが出来ます。
たとえば、オーストラリアのローカルのお店(オーナーがオーストラリア人の店)では、平均時給が20ドル~23ドルです。
さらに、土曜日には時給が1.25倍、日曜日は1.5倍、祝日には2倍になります。
時給23ドルの店で働くと、祝日の時給が26ドル(約3,500円)にもなります。
わたしは、オーストラリアワーホリ時代、月に4,000ドル(30万円)以上稼いでいました。
このように、高時給の職場で働くことによって、さらにワーホリの費用を抑えることも出来ます。
ワーホリ費用を安くしたいが留学エージェントを利用するのも1つの手段である
最後に、留学エージェントを利用するメリットを紹介します。
メリット1 現地サポートを受けることが出来る
現地サポートとは、文字通りワーホリ先の現地でいろいろなサポートを受けることが出来るサービスのことです。
具体的には、銀行口座の開設や納税者番号の申請など、海外生活のサポートをしてくれます。
先ほど紹介した表では、現地サポート費用として「8万円」必要でしたが、初めての海外生活で不安な方は、必要なサービスといえるでしょう。
手配する場合にミスすることが少ない
留学エージェントのスタッフも人間ですので、「全くミスがない」とは言い切れませんが、限りなくゼロに近いでしょう。
たとえば、個人手配をする際に「追加書類が送れていなくて申請がキャンセルになってしまった」ということが多いです。
しかし留学エージェントでは、書類の準備からフォローをしてくれます。
お金の代わりに、時間を節約できる
ビザの申請は、場合によってとても時間がかかります。
たとえばカナダのワーホリビザは、申請開始からビザ取得まで平均約2か月かかります。
その間の手続きを、留学エージェントが代行してくれるので時間に余裕が出来ます。
仕事が忙しくてなかなか時間が取れない人や、空いた時間に英語の勉強をした方は、留学エージェントに手配を代行してもらうのが良いでしょう。
ワーホリ費用を安く抑える方法についてのまとめ
今回のまとめ
- できるものは個人手配をする
- シーズンオフに出発をする
- ホームステイをしない
- どうしてもホームステイをしたい場合は個人手配をする
- 語学学校の期間で費用を調整することが出来る
- 高時給の職場で働いて費用を抑える
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