ワーホリの費用が安い国トップ5最安値はあの国
みなさんが、ワーホリをしようと悩んでいる方で、気になるのはその「費用」ですよね。
ワーホリをしたいけど、「なるべく費用を安く抑えたい」というのが本音だと思います。
現在、日本がワーホリ協定国に加盟している国は、26か国あります。
この26か国は、英語語圏はもちろん、アジアやヨーロッパの国も含まれています。
今回は、この26か国の中から、費用が安い国をランキングで発表、費用を抑えるコツも紹介します。
この記事を読めば、自分の予算にあった国を見つけることが出来ます。
目次
ワーホリ費用が安い国トップ5【一番安いのは台湾】
今回のランキングは、わかりやすいように、「ワーホリビザ申請費」 「片道航空券」 「1か月の平均家賃」 「時給」で比べています。
2020年現在 | ワーホリビザ申請費 | 片道航空券 | 家賃 | 時給 |
1位:台湾 | 無料 | 1万~2万円 | 約4万円 | 150TWD/550円 |
2位:韓国 | 250USD/26,000円 | 5,000円~15,000円 | 約5万円 | 8590W/750円 |
3位:ニュージーランド | 申請費無料 健康診断:11,500円 | 6万~9万円 | 約5万円 | 17.7NZD/1270円 |
4位:オーストラリア | 485AUD/36,000円 | 5万~8万円 | 約5.5万円 | 19.94AUD/1,500円 |
5位:カナダ | 338CAD/28,000 | 7万~10万円 | 約6.5万円 | 約13.3CAD/1,090円 |
ワーホリ協定国26か国の中で、最も安くワーホリが出来るのは、「台湾」となりました。
以下で詳しく説明しますが、ビザ申請料が無料であるのと、家賃が安いことにより、ワーホリの費用が安くなります。
ワーホリ費用が安い国1位:台湾
台湾は、ワーホリビザの申請料が無料です。また、航空券も安く、セールなどを組み合わせると、5,000円ほどから見つけることが出来ます。
時給は決して高くありませんが、物価が安いため、食費などをかけずにワーホリをすることが出来ます。
たとえば、タクシーなどの初乗りが、約260円~であり、台湾の一般的なお店で食べる料理は、約380円ほどからです。
また、台湾は親日国家としても有名で、日本人にとって、ワーホリや長期間滞在がしやすい国となっています。
ワーホリ費用が安い国2位:韓国
韓国は、台湾と違い、ビザ申請料に約26,000円必要です。
しかし、航空券が非常に安く、LCC(格安航空会社)を使えば、3,000円~5,000円で探すことも出来ます。
家賃は、住む家などによって違いますが、1番安いと言われる「コシテル」と呼ばれる部屋に住むと、約5万円から住むことが出来ます。
コシテルとは?
コシテルとは、韓国の学生が勉強をするために作られた部屋で、狭い部屋にベッドと勉強机のみといった、シンプルな部屋です。
他には、ホームステイや、ワンルーム(賃貸)などもあります。
ワンルーム(賃貸)の場合、最初に支払う保証金が、約45万円(家賃は7万円ほど)とかなり高額なため、多くの方が、ホームステイや、コシテルに住みます。
ワーホリ費用が安い国3位:ニュージーランド
ニュージーランドは、英語圏の国で1番費用が安い国です。
なぜならば、唯一ビザの申請料が無料(申請時に、健康診断が必要:約11,500円)で、物価も他の英語圏に比べ、安くなっています。
航空券は、直行便で約6万円から探すことが出来ます。
多くの国ではシェアハウスに住むことになりますが、ニュージーランドはその中でも、家賃が安く、月に5万円~7万円ほどで探すことが出来ます。
物価は、1回の外食で、8~12NZD(550円~850円)ほどです。
また、スーパーで買える野菜やお肉が安いため、自炊をすれば節約出来ます。
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ワーホリ費用が安い国4位:オーストラリア
オーストラリアは、ビザの申請費に約36,000円が必要で、さらに語学学校などに通う人は、健康診断(2万円~)も必要になります。
しかし、オーストラリアは、ジェットスターなどのLCC(格安航空会社)がありますので、航空券を安く抑えることが出来ます。
また、オーストラリアは世界トップの時給を誇ります。さらに、土日祝日は、時給がアップして、1.25倍~2倍近くの時給になります。
時給がいい職場で働くと、月に4,000AUD(約30万円)ほど稼ぐことが出来ます。
物価は、ニュージーランドとほぼ一緒か、少し高いぐらいです。だいたい1回の食事で、8AUD~12AUD(600円~900円)です。
日本に比べると、物価が少し高いですが、その分時給もいいので、費用を補うことが出来ます。
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ワーホリ費用が安い国5位:カナダ
カナダは、ビザ申請費に、約28,000円必要になります。
また、直行便の航空券が高く、8万円~12万円ほどです。
乗り継ぎ便だと、6万円~7万円ほどで行くことが出来るので、費用を抑えたい方は、乗り継ぎ便で行くことをおすすめします。
カナダは、オーストラリアやニュージーランドに比べると物価が高いです。
理由はカナダには、チップ文化があるからです。
代金の10%~20%をチップとして支払う(任意の場合もある)ので、1回の食事で、約15CAD~20CAD(1,300円~1,700円)が必要です。
スーパーで買える食材は、安いので、費用を抑えたいという方は、自炊をするようにしましょう。
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ワーホリの費用が安くない国
逆にワーホリの費用が高い国は、「イギリス」や「フランス」などがあげられます。
ヨーロッパ圏の国は物価が高く、航空券も高くつきます。
たとえば、イギリスは、ビザの申請費に約32,000円、さらに6か月以上滞在予定の方は、健康診断費に約80,000円が必要です。
また、航空券も1番安い時期でも10万円以上はします。
ヨーロッパ圏でも安いとされている国もあります。
たとえば「ドイツ」は、ビザ申請費が無料で、航空券も8万~10万円ほどで見つけることが出来ます。
しかし、ドイツは、消費税(厳密には付加価値税)が19%と高く、外食すると1回の食事で12ユーロ~15ユーロ(1,450円~1,800円)ほどかかります。
一方スーパーなどの食材は安く、たまご12個が1.4ユーロ(約170円)ほどで買うことが出来ます。
ワーホリ費用を安く抑えるコツ
費用を抑えるコツは2つあります。
ワーホリを始めるには、以下の2通りの始め方があります。
ワーホリを始めるには
- 留学エージェントを利用して始める
- 個人手配をして始める
留学エージェントを利用する、個人手配をする、どちらもワーホリビザや、語学学校の手配をします。
留学エージェントでは、これらの手配を代行してくれます。
「ワーホリビザ」とは、休暇を目的とした長期滞在が可能で、その期間の費用を補うために、就労が許可されているビザの事を言います。
先ほど「ワーホリビザ申請費」というものがありましたが、留学エージェントを利用した場合、申請料に「手配料」というものが追加されます。
各エージェントによって価格は違いますが、1万円~3万円ほど必要になります。
この申請などを、ご自身で手配することを、「個人手配」と呼びます。個人手配をすると、手数料分を安く抑えることが出来ます。
また、語学学校に通う場合も同様に、留学エージェントを利用すると「手配料」がかかります。
留学エージェントを利用した場合と、個人で手配した場合の比較は、別の記事に詳しく書いています。
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長期海外滞在にかかせないのが、「海外保険」です。
じつは、この費用がワーホリを安く抑えるのにとても重要です。
なぜならば、海外保険の費用で20万円近くは、抑えることが出来るからです。
詳しくは先ほどの関連記事に書いていますが、留学エージェントで提示される海外保険は、「約25万円」します。
個人手配をした場合は、「約5万円」まで抑えることが出来ます。
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ワーホリの費用が安い国についてのまとめ
今回のまとめ
- ワーホリで1番安い国は台湾
- 英語圏で1番安いのはニュージーランド
- ヨーロッパ圏は高いが、その中ではドイツが安い
- ワーホリの費用を抑えるには、「個人手配」と「海外保険の見直し」が必要