コロナ問題におけるオーストラリアのワーホリビザ延長措置について
はてな
『現在オーストラリアにワーホリビザで滞在中だが、ビザの有効期限切れが近づいている』
『現在オーストラリアのワーホリビザは延長できるのか?』
このような悩みを解決します。
この記事はこんな方におすすめ
- オーストラリアのワーホリビザが延長可能かどうか知りたい方
- オーストラリアのワーホリビザの有効期限が切れそうな方
目次
コロナ問題におけるオーストラリアのワーホリビザ延長措置について
現在(2020年6月現在)、オーストラリアのワーホリ保持者が有効期限が切れる場合、『セカンド・サードワーホリビザ』・『学生ビザ』を除いて、『観光ビザ』・『ETAS』への延長、変更は出来ません。
セカンド・サードワーホリビザへ申請出来る条件をお持ちの方は、通常通り申請することが出来ます。
現在オーストラリア在住で、延長申請可能なビザステータス(セカンド・サードワーホリビザなど)をお持ちでない方は、オーストラリア国内から『学生ビザ』へ切り替えて滞在を延長することは出来ます。
また、オーストラリア政府はコロナ対策として、学生ビザにおける一部の職場での就労可能時間を緩和する対策を施しています。
オーストラリアのワーホリビザ保持者に対するコロナ対策
現在オーストラリアでは、ワーホリビザ保持者に対するコロナ対策として、以下のような重要な職場で働いている方を対象に、就労可能期間である6か月を免除する対策を行っています。
就労期間が免除される仕事
- 農業
- 食品加工
- 保健衛生
- 高齢者及び障がい者の介護
- 保育
また上記の重要な仕事についている方で、さらなるワーホリビザを取得できず、かつ帰国出来ない方は、一時的に活動できる『Temporary Activity(subclass 408) Australian Government Endorsed Event (AGEE) stream visa』を申請出来ます。
上記のビザを申請するには、雇用主から、該当する仕事が『豪州国民や永住者が当該就労を行えないことを示す証拠』を入手する必要があります。
コロナ問題におけるオーストラリアのワーホリビザ延長・切り替え早見表
下の表では、各ビザからの切り替え・延長が出来るビザを示しています。
現在のビザ | ワーホリビザ | セカンドワーホリ | サードワーホリ | 学生ビザ | 観光ビザ | ETAS |
---|---|---|---|---|---|---|
ワーホリビザ | × | ○ | × | ○ | × | × |
セカンドワーホリビザ | × | × | ○ | ○ | × | × |
サードワーホリビザ | × | × | × | ○ | × | × |
学生ビザ | × | × | × | ○ | ○ | × |
観光ビザ | × | × | × | ○ | ○ | × |
ETAS | × | × | × | ○ | ○ | × |
このように、どのビザステータスであっても学生ビザであれば切り替え・延長は可能です。
また、ワーホリビザ・ETASは現在申請が出来ない状態です。
コロナが原因でオーストラリアワーホリビザで入国出来ない場合ビザの延長は出来るのか?
2020年6月現在、オーストラリアのワーホリビザを取得した方で、入国期限が迫ってきている方も多いと思います。
しかし、オーストラリア政府は今現在(2020年6月)ワーホリビザにおける入国期限の延長は認めていません。
考えられる対応策は2つあります。
1つ目は、『学生ビザ』で入国して、コロナ問題が収束または、条件が緩和されてからワーホリビザへ切り替える。
昨今急速な世界恐慌により、今後ワーホリに対する雇用問題が厳しくなってきます。
その為にも、絶対条件である英語力を上げるために『学生ビザ』で入国するのは有効な対応策といえるでしょう。
2つ目は、オーストラリア以外の国を検討してみる。
現時点では(2020年6月)ワーホリに行ける国はないかもしれません。
しかし、各国ともに状況は改善されつつあります。
たとえば、オーストラリアより先にニュージーランドが規制緩和される場合もあります。
ニュージーランドのワーホリビザは申請料が無料なので、保険として申請しておくのもいいかもしれません。
現在ワーホリをするためには、最新の正しい情報を仕入れることが一番大事です。
その為にも、エージェントなどから資料を請求することから始めていきましょう。
『留学くらべーる』は、様々なプランの中から自分にあったプランを選ぶことが出来ます。
コロナ問題におけるオーストラリアのワーホリビザ延長措置のまとめ
今回のまとめ
- 現在(2020年6月現在)オーストラリアのワーホリビザは、セカンド・サードワーホリビザ・学生ビザ以外での延長、切り替えは出来ない
- ワーホリビザから、セカンドワーホリビザなどへは通常通り申請可能
- ワーホリビザでも、重要な職業の場合『一時活動ビザ」の申請は可能
- 学生ビザは、どのビザからでも切り替え・延長は可能