ニュージーランドのタックスリターンはいつまでに申請しなければいけないのか?
はてな
ニュージーランドのタックスリターンっていつまでにしなくちゃいけないの?
そもそもタックスリターンってなに?
このような疑問について答えます。
本記事はこのような人におすすめ
- ニュージーランドのタックスリターンについて知りたい
- ニュージーランドのタックスリターンの期限を知りたい
- ニュージーランドのタックスリターンの流れについて知りたい
目次
ニュージーランドのタックスリターンはいつまでにしなければいけないのか?
ニュージーランドのタックスリターンとは、日本でいう「確定申告」の事を言います。
前年1年間(3月締め)の税金を割り出し、過不足を算出します。
上記で算出したものを、「毎年7月7日まで」にタックスリターン(確定申告)をする必要があります。
タックスリターンは、ニュージーランド国内で1ドルでも稼いだことのある人が申請の対象になります。
しかし、1年間の収入が9,880ドル以下の場合は基本的に申請する必要はありません。
例外として、IRD(国税局)から源泉徴収と申請書が届いた場合は、タックスリターンをしなければなりません。
ニュージーランドのタックスリターンはいつから申請出来るのか?
ニュージーランドのタックスリターンの申請の流れは以下の通りです。
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15月~
タックスリターンの申請書が、IRDより郵送されてくる。(時期が遅れる場合もある)
オンラインで申請書をプリントアウトすることも出来る。
申請用紙IR3の書き方は、『【2020年度最新版】ニュージーランドのタックスリターン申請用紙IR3の書き方』で詳しく解説しています。
参考【格安・好立地】メルボルンのおすすめ格安ホステル5選【エリア別】
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25月~
源泉徴収が届く。
この時点から、オンラインでタックスリターンの申請をすることが出来る。
オンラインで申請する方法については『ニュージーランドのタックスリターンをオンラインで申請する方法を解説』に詳しく書いています。
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参考【格安・好立地】メルボルンのおすすめ格安ホステル5選【エリア別】
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3~7月7日
タックスリターン締め切り
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4申請完了
税金の返金と領収書が送付される。
返金は、ニュージーランド国内の口座か小切手のみ。
2019年4月よりタックスリターンが自動化されました。
それに伴い日本の口座への振り込みも可能になりました。振込先の変更も下記の記事に詳しく書いています。
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参考【格安・好立地】メルボルンのおすすめ格安ホステル5選【エリア別】
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ニュージーランドの税率
ニュージーランドの所得税は、雇用者の年収によって税率が変動します。
ただし会社側は、雇用者の正確な年収を事前に算出するのは困難なため「税率を高めに設定」しています。
そのためタックスリターンの時に、「余分に払い過ぎた税金が返ってくる」という仕組みになっています。
ニュージーランドの所得税の確認は、給与明細に書かれている「TAX」や「PAYE」がそうです。
ニュージーランドの税率については以下をご覧ください。
年収 | 税率 |
---|---|
1ドル~14,000ドル | 10.5% |
14,001ドル~48,000ドル | 17.5% |
48,001ドル~70,000ドル | 30% |
70,001ドル以上 | 33% |
ニュージーランドのタックスリターンはいつまでにしなくてはいけないのかについてのまとめ
今回のまとめ
- ニュージーランドのタックスリターンは、前年1年間に稼いだ年収によって税率が変動する
- ニュージーランドのタックスリターンは、毎年7月7日までに申請しなければいけない