【最新】ニュージーランドから日本に荷物を送る方法を徹底比較
ニュージーランドにワーホリ(ワーキングホリデー)や留学で長期滞在していた場合、帰国間近に、「増えすぎた荷物をどうしようか」悩みますよね。
また、ニュージーランド滞在中にも、友人や家族にお土産を送ったり、恋人へプレゼントを送ったり、日本へ荷物を送りたい機会は、たくさんあります。
この記事では、ニュージーランドから日本に荷物を送る方法を紹介し、どの方法が一番お得に送ることが出来るのか、徹底比較します。
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目次
ニュージーランドから日本に荷物を送る方法
ニュージーランドから日本へ荷物を送るには、以下の方法があります。
荷物を送る方法
- 帰国便の受託荷物を追加する
- ニュージーランドの郵便局から送る
- JAPAN SPEED PACKを利用して送る
- 日本通運を利用して送る
帰国便の受託荷物を追加する
ニュージーランドから、日本へ帰国する方が対象となりますが、受託荷物を追加する方法が費用が最も安いです。
受託荷物とは、「機内に持ち込む荷物以外の、航空会社に預ける荷物(機内預け入れ荷物)」の事を指します。
受託荷物の追加は、「航空券予約時」または、「チェックイン時」に出来ますが、予約時のほうが、半額ほど費用が安いので、必ず事前に申し込むようにしましょう。
ただし、空港まで自分で荷物を運ぶ必要があるので、たくさんの荷物を送る方には不向きです。
ニュージーランドの郵便局から送る
ニュージーランドの郵便局(NZ POST)は、主要都市であれば、街中のいたるところに店舗があります。
郵便局(NZ POST)から送る方法は、帰国時以外の場合に、1番安く荷物を送ることが出来ます。
また、荷物を送る際に必要な、段ボールも郵便局内で買うことが出来ます。
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JAPAN SPEED PACKを利用して送る
「JAPAN SPEED PACK(以下JSPとする)」とは、クライストチャーチに本部があり、オーストラリアとクイーンズタウンに代理店がある、日本に帰国する方向けの、配送サービスを提供している会社です。
JSPは、別送品として荷物を送り、容量次第では、郵便局(NZ POST)から送るよりも安くなります。
「別送品」とは、滞在中に不要になった身の周りの物や、お土産など、携帯品として持ち帰るものとは別に、郵便や宅急便を利用して送ったものを言います。
別送品で送った荷物は、原則として、帰国後、6か月以内に輸入しなければいけません。
つまり、JSPを利用できるのは、「日本へ帰国する方(一時帰国可)」が条件になります。
JSPは、日本語に対応しているので、英語に不安な方でも安心して利用することができ、2箱以上の荷物を送ると、割引されるのが大きな特徴です。
段ボール2箱以上の荷物を送る方には、おすすめのサービスです。
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日本通運を利用して送る
日本通運は、世界24か国で取り扱いがある、大手の配送業者です。
輸送状況をネットで追跡できるのが、おおきな特徴といえます。
日本通運は、制限重量70㎏まで(ただし荷物1つあたり32㎏以下)対応しているので、引っ越しなどたくさんの荷物を送りたい方に向いています。
ニュージーランドからの日本に荷物を送る方法の比較
ここからは、上記で紹介した配送サービスを比較していきます。
以下の表で紹介している料金は、比較の為「10㎏の荷物を送る」として計算しています。
配達方法(荷物1つあたり) | サイズ | 制限重量 | 料金(1ドル=74円) |
---|---|---|---|
受託荷物追加(AIR New Zealand)※1 | 3辺の合計が158㎝以内 | 32㎏まで | 105ドル(7,700円) |
受託荷物追加(Jetstar)※1 | 長さ190㎝以内 | 40㎏まで | 86.77ドル(6,420円)※2 |
郵便局(NZ POST) | 3辺の合計が124cm以内 | 30㎏まで | 216ドル(15,984円) |
JAPAN SPEED PACK(SMALL) | 37 x 45 x 46cm以内 | 15㎏まで | 250ドル(18,500円) |
JAPAN SPEED PACK(LARGE) | 38 x 48 x 59cm以内 | 25㎏まで | 制限10㎏の為比較無し |
日本通運 | 3辺の合計が300㎝以内 | 32㎏まで | 230ドル(17,020円) |
以上のことから、帰国時の場合、10キロほどの荷物であれば、受託荷物を追加するのが1番お得だと分かりました。
それ以外の場合に荷物を送りたい場合は、郵便局(NZ POST)がお得です。(ただし重量が変われば料金も変わります)
受託荷物の注意点
※1:いずれの航空会社も、予約時に受託荷物を追加した場合で計算しています。
※2:Jetstarのエコノミークラスには、もともと受託荷物は含まれていません。ここでは、受託荷物15キロ(スーツケースなど)に、追加で10キロの荷物を送るとして、25キロの受託荷物の料金で計算しています。
ニュージーランドから日本に送れない荷物
ニュージーランドから日本へ荷物を送る際には、いくつかのものが禁制品、もしくは条件付きで持ち込み可能となっています。
条件付きであっても、検疫で引っかかる可能性があるので、なるべく送らないほうがいいでしょう。
以下が、禁制品及び、制限付き持ち込み可能なものです。
禁制品及び条件付許容物品
- 肉製品(ビーフジャーキーを含む、ただし公認シール付きは10㎏まで可)
- 卵製品
- 乳製品(2017年11月よりチーズも禁止)
- 動物
- 武器
- 薬物
- 医薬品
- 紙幣を含む貴重品
ニュージーランドから日本に荷物を送る際に関税が必要な物
ニュージーランドから日本へ荷物を送る際、荷物によっては関税が必要な場合があります。
関税とは、海外から荷物や商品を輸入する際に必要な税金を指します。
関税が発生する場合
- 酒類:4本以上(1本760mlのもの)
- たばこ:400本を超える場合
- 香水:3オンス以上(1オンス約28ml オーデコロン、オードトワレは含まれない)
以上のものを持ち込む際は、関税が発生します。
以上の数量に満たない、たとえば、たばこ400本であれば、免税の範囲内ですので、関税は必要ありません。
ニュージーランドから日本に荷物を送る方法のまとめ
今回のまとめ
- ニュージーランドから荷物を送るには、帰国時の場合、「受託荷物を追加」するのが1番お得
- 帰国時以外で、ニュージーランドから日本に荷物を送る際は、重量によるが、「郵便局(NZ POST)」から送るのが安い
- ニュージーランドから日本に荷物を送る際に、免税の範囲を超えたものには、関税が必要になる