どうも皆さま、カナダに来て丸2か月、仕事が決まって約2週間でコロナ問題によって職を失い、カナダ滞在中3分の2をニートで生活している、麺みかんです。
最近、インスタなんかを見ていると、カナダ滞在中のワーホリの人達が次々と日本に帰国しています。わたしも、そろそろ身のふりを考えていかなくてはならない状況に陥ってきました。
そんな中で今回は、このコロナ問題に対して、カナダ政府から、支援金を貰えるかもしれないと情報を見つけたので、ご紹介していきたいと思います。
目次
現在の状況(3月25日現在)
3月25日現在のカナダの感染者数は、
- 感染者・・・1959人
- 死亡者・・・27人
と感染者数が日に日に増大していっています。
わたしの住んでいるオンタリオ州の感染者は
- 感染者・・・588人
- 死亡者・・・8人
また、引き続きカナダ国内へは、外国人の入国禁止、不要な外出を控えるなどの非常事態宣言がなされています。
また先日23日に、オンタリオ州が必要不可欠なもの以外のサービスを提供する職場の営業停止命令が下されました。
これに伴い、スーパーやドラッグストア、レストラン(テイクアウトのみ)など以外すべてのお店が営業停止となりました。
カナダ国民支援施策
今回の問題の影響で、ワーホリ生のみならず、カナダ国民も多大な影響を受けています。
中には、仕事を辞めざるを得ない人や、国に帰らなければならない人など...
今回は、そういった人へ向けて、少しでも助けになればと思い、記事にしました。
では、その支援施策とはいったいどういうものなのか?
今回は、わたしや他のワーホリの人たちに関係がありそうな部分のみ抜粋します。
支援施策
3月18日(水)にジャスティントルドー首相から新型コロナウイルス対策として、最大820億ドル(6兆1000億円)を拠出することを発表しました。
ここからは、カナダ政府のサイトのSupport to Canadiansの内容を一部ご紹介します。
わたしたちに関係がありそうな記事は、こちらの
Temporary Income Support for Workers and Parents
労働者と子どもを持つ親への臨時所得救済
訳すとこんな感じになります。
この中で大事になってくる部分は、下線部のとこです。
支援金が貰える可能性があるのは、いずれかの場合だと思います。
- 失業保険(EI)を申請する
- 緊急対処手当て(Emergency Care Benefit)
EIの受給資格
先ほど紹介した失業保険(EI)には受給資格なるものが存在します。
- 必要とされる労働時間
受給するには、仕事の最終日から1年間(もしくは最後に手当てを受けた時まで)さかのぼって420時間から700時間以上の勤務が必要になります。この労働時間数は各州の失業率によって違います。
- 失業した理由
自発的に辞めたり、自分の不祥事や不正行為、仕事上の致命的なミスなどで解雇になった場合は受給資格はありません。EIを申請する際には雇用主からのRecord of Employment (ROE)が必要です。
とのことでした。
わたしは、全然労働時間が足りないので、これに該当せず諦めました。
もし、申請する方が居ましたら、こちらから申請出来ます。
緊急対処手当て(Emergency Care Benefit)
こちらの手当は、CRAかMy Service Canada Accountにて申請可能とあったので、調べてみると、CRAは、タックスリターンをしたことがある人でないとログインできないとのことです。
ということでMy Service Canada Accountから申請してみることに。
ここからサイトに飛べます。
サイトにアクセスしたらまずは、この画面に飛ぶと思います。
Sing in with GCKeyから、カナダのビザを申請した時に作ったIDでログイン出来ます。
続いてSINを入力して、
最後に生年月日とか秘密の質問なんかを設定していくのですが、ここで問題発生!
EI access codeとやらが分からん!!
多分、雇用主から契約時になんかしらの紙も貰うんだとは思いますが、わたしはまだ正式には契約していない状態...オーナーには来週SINとかいろいろ持ってきてねーと言われたまま、営業停止になったので、どうすればいいのか...
ということで、かなり中途半端な紹介になってしまいましたが、ここからわかる人がいれば、教えてください!
あとこの状態でも、支援が受けれるのかわからる人がいれば、お願いします...
追記※3月25日 カナダ緊急対策手当(CERB)設立
先日3月25日に、カナダ首相による会見で、カナダ緊急対策手当、Canada Emergency Response Benefit (CERB)が設立されることが、発表されました。
以下主な内容です。
- CONVID-19による影響を受けた結果、仕事や収入を失った人に対して、2000ドル/月、最大4か月の給付
- 失業保険をすでに受け取っている人の申請は原則不可
- 手当の申請開始は、4月上旬を予定
- 申請後、約10日間で受領可能
とのことです。
また、今回の件で、どのビザが申請対象となるのか、わかり次第情報をアップデートしていきたいと思います。
※3月30日追記 オンタリオ州緊急事態宣言の2週間延長
3月30日に、オンタリオ州首相フォード氏が、3月17日に発令した州内の緊急事態宣言は、当初予定されていた終了時期の3月31日以降も延長することを発表いたしました。
現在のところこの緊急事態宣言は、4月14日まで適用される予定ですが、それ以降については、その時点の状況をみて判断されるようです。
また、州内だけで現在1706症例が確認されており、新たな感染者が増えていく一方です。また、その感染経路がはっきりとしていないということも、不安を募らせる要因になってるのかなと感じます。
ただ、こういった政府の判断の速さは素晴らしいもので、国民もそれを真摯に受け止めて自主規制を自ら行っているような感じがします。
海外にいると、日本の事情に疎くなりますが、目にするのは、政府のお偉いさん方が、花見で宴会やパーティーをしているなど、本当にこいつらに国を預けても大丈夫なのか、という気持ちになります。
不安な世の中になっていきますが、それをどうこうできるわけでもないので、まずはその日生き抜くことだけを考えて、予防を徹底するとこから始めていきましょう。
まとめ
日々世界の状況が悪くなる一方で、日本に帰国しようか悩んでいるワーホリの方々や、職を失って日々どうして過ごせばいいのかわからない人へ、少しでもお力になれれば幸いです。
また、皆さまへのお願いでございますが、本記事は少しでも皆さまのお役に立てればと思い掲載していますが、本記事において起こったトラブルに関しましては、当方一切責任を負えませんので、ご了承ください。
日々急速に状況変化する毎日ではございますが、少しでも確かな情報を残していければと思いますので、皆さまのご協力をお願い申し上げます。