このような疑問に答えます。
この記事の内容
- オーストラリアワーホリで失敗しない3つの仕事の探し方
- 初心者ワーホリにもおすすめなオーストラリアの仕事3選
- オーストラリアで仕事を探す時に注意する5つのポイント
本記事を書いているわたしは、ワーホリ歴3年。 現在は、カナダに滞在中。ニュージーランド・オーストラリア・カナダでワーホリをしていました。
オーストラリアワーホリの実体験をもとに、仕事の探し方や注意点、おすすめの仕事を紹介します。
目次
オーストラリアワーホリで失敗しない3つの仕事の探し方
結論、どの方法でも『タイミング』と『数を打つこと』が大切です。
仕事を探す方法は以下の通り。
仕事を探す方法
- 日系求人サイトで探す方法
- 現地の求人サイトで探す方法
- 直接お店に履歴書を持っていく方法
それぞれ、順番に解説します。
方法①:日系求人サイトで探す方法
オーストラリアで仕事を探す時に1番簡単な方法です。
なぜならば、日本語で求人されていて、働いているスタッフも日本人が多いからです。
代表的な求人サイトは、『日豪プレス』や『お仕事.com.au』です。
主な求人内容は、『ジャパレス(日本食レストラン)』『食品加工系』『マッサージ系』
※マッサージ系は、普通にマッサージするだけの店もありますが、中にはセクシャルな店も混じっています。見分け方は後ほど紹介します。
わたしは、日系求人サイトで『ジャパレス』と『食品加工』の仕事見つけることが出来ました。
10件ほどメールを送って、7件ほど面接をしました。
ただわたしの場合、ワーホリ経験があったので返信率も高くなっていました。
通常は、10件メールを送って3件返ってくればいい方です。
オーストラリアの日系求人サイトは以下の通りです。
方法②:現地の求人サイトで探す方法
続いては現地の求人サイトで探す方法は、多少の英語力はいりますが仕事によってはワーホリでも採用してもらえる可能性はあります。
なぜならば、『日本人はまじめだから』です。
実際にわたしは、現地の求人サイトでディッシュウォッシャーの仕事を見つけることが出来ました。
採用理由を聞いたところ、『日本人はまじめに働くし、きれい好きの人が多いから』だそうです。
このように、現地の求人サイトでも仕事によっては採用してくれます。
オーストラリア現地の求人サイトは以下の通りです。
- Gumtree:オーストラリア全域 求人数ナンバー1
- Indeed:オーストラリア全域
- Backpacker Jobs:オーストラリア全域
現地の求人サイトではディッシュウォッシャーしかワーホリは働けない?
『現地のお店で働きたいけど、ディッシュウォッシャーしか採用されないのか?』という疑問があるともいます。
そういう疑問もあると思いますが、結論は『ディッシュウォッシャー以外も可能性はある』です。
たとえば、『キッチンハンド』という仕事があります。キッチンハンドとは、メインで料理を作っているシェフをアシストする人の事です。
キッチンハンドでは、手順を覚えるだけなので、そこまで英語力を必要としません。
多少英語が話せるという方は『サーバー(ウェイター)』でも採用される可能性はあります。
方法③:直接お店に履歴書を持っていく
最後に紹介するのは、足をつかって探す方法です。
この探し方のメリットは、『求人に乗っていない店にトライすることが出来る』『即面接に持っていくことが出来る』です。
オーストラリア以外でもそうですが、自分が働きたいと思ったお店で働くのが一番です。
『Stuff Wanted』など店頭だけで求人しているお店もたくさんあります。
そのようなお店に履歴書を持っていくと、責任者がいればそのまま面接してもらえることもあります。
求人が載っていない店でもダメもとで持っていくのもOK。タイミングがいいと面接までいけることも・・・
わたしはこの方法で、テイクアウトのみのお寿司屋さんの仕事を見つけることが出来ました。
10~15件ほど回って即日面接できたのはお寿司屋さんの1件のみでした。
後日(1週間後ぐらい)2件ほど連絡が来ましたが、すでにお寿司屋さんで働いていたのでお断りをしました。
足を使って地道に探していく方法ですが、『自分の好きなお店で働ける』『タイミング良ければ即面接』になる方法です。
オーストラリアでの仕事探しは『タイミング』と『数を打つこと』が最重要。
初心者ワーホリにもおすすめなオーストラリアの仕事3選
ワーホリ初心者にもおすすめな仕事は『ジャパレス』『食品加工系』『ディッシュウォッシャー』の3つです。
なぜならば、そこまで難しい英語を必要としないからです。
たとえば
- ジャンパレス→接客英語を覚えれば大丈夫
- 食品加工系→単調な作業のため英語を必要としない
- ディッシュウォッシャー→仕事内容が簡単なので難しい英語を必要としない
それぞれ、順番に解説します。
おすすめ①:ジャパレス(日本食レストラン)
初めてのオーストラリアワーホリでもおすすめなのがジャパレス
なぜならば、求人数が多く、接客で使う英語のテンプレートを覚えるだけでなんとかなるからです。
また、働いているスタッフがほぼ日本人なので、なにかあったら助けてもらいやすい。
たとえば、お客さんの言っている英語が分からない場合、スタッフが外国人ばかりの職場だと、分からないことを伝える英語が分かりませんよね。
日本人スタッフ同士であった場合、緊急の時はサクッと日本語で聞くことが出来るので、いざというときに頼ることが出来ます。
おすすめ②:食品加工系
続いておすすめの仕事が食品加工系。
食品加工系は主に2つの仕事に分かれます。
食品加工系の仕事
- 配送→加工した商品をレストランなどに配送する人
- 加工→食品を加工する人 例)レストランのセントラルキッチン ラーメン屋さんの製麺工場
おすすめする理由が、単調な仕事ながら時給が高いからです。また職場にもよりますが、働いているスタッフは日本人が多いので、そこまで難しい英語を必要としません。
わたしはラーメン屋さんの製麺工場で働いていましたが、スタッフは10人中8人が日本人スタッフ。
朝から夕方に掛けて麺をひたすらつくるという簡単な作業でしたが、給料がよく、月に3,000ドルほど稼げました。
ジャパレスや接客をしたくないという方におすすめですが、1つ問題があり、それは『職場が郊外にある』ということです。
食品加工系は朝が早いため通うことが出来るという方はトライしてみて下さい。
おすすめ③:ディッシュウォッシャー
最後におすすめするのがディッシュウォッシャーです。
理由は、現地の求人サイトでは1番難易度が低く、数が多いからです。また、仕事中はほぼ流れ作業みたいな感じなので、難しい英語を必要としません。
わたしは、マレーシアレストランのディッシュウォッシャーをしていましたが、わたし以外全員オージー(オーストラリア人のこと)でした。
はじめは、慣れない英語環境の職場だったので緊張していましたが、みなフランクに接してくれてすぐに打ち解けることが出来ました。
慣れてくると、仕事しながら無料の英会話レッスンを受けているみたいだったので、お金も稼げて英語も勉強出来るのでおすすめの仕事です。
日本人のいる職場で働きたくないという方はチャレンジしてみてください。
オーストラリアで仕事を探す時に注意する5つのポイント
オーストラリアで仕事を探す時には注意しなければいけないポイントが5つあります。
注意するポイント
- メールで履歴書(レジュメ)を送る場合は必ずカバーレターを付ける
- 働ける期間は最大で6か月
- 最低時給は19.94ドル(2020年6月現在)
- アルコールを取り扱っているお店で働く場合は『RSA』の取得が必須
- 『高額時給』をうたっているマッサージ店はセクシャル系
それぞれ、順番に解説します。
メールで履歴書(レジュメ)を送る場合は必ずカバーレターを付ける
オーストラリアでは、履歴書の事を『レジュメ』と言います。ニュージーランドでは『CV』です。
『カバーレター』とは、雇い主にレジュメを読んでもらうための添え状の事を意味しています。
雇い主が最初に目にする資料ですので非常に重要な書類といえます。
レジュメの作り方は、『【仕事をゲットするCVの書き方】ワーホリニュージーランド版テンプレートあり』で詳しく解説しています。※無料のテンプレートも付いていますので参考にしてください。 続きを見る
参考【仕事をゲットするCVの書き方】ワーホリニュージーランド版テンプレートあり
作成したのはニュージーランドですが、添付しているテンプレートはオーストラリアでもカナダでも使うことが出来ます。
わたしはこれまで3か国で、このテンプレートで仕事を見つけることが出来ています。
働ける期間は最大で6か月
オーストラリアのワーホリでは同一雇用主の下で働ける最大の期間は6か月です。
この期間は国のルールによって定められています。
日系の求人サイトでよく見かける『必須条件:6か月以上働ける方』などとうたっているお店は、違法な時給で雇っているいわゆる『もぐり』の求人であることが多いです。
『もぐり』とは、雇用契約などを交わさずに、実際には雇っていないことにして働かせている店。そのため、最低時給より低い金額で雇われる場合が多い。
就労期間を守らず働いていた場合、最悪強制帰国になるので、気を付けましょう。
最低時給は19.94ドル(2020年6月現在)
2020年6月現在のオーストラリアの最低時給は19.94ドルです。(フルタイム・パートタイム雇用の場合)
最低時給も国が定めているルールです。
就労期間同様に、日系求人サイトでは、『時給15ドルスタート』などとうたっているお店が多いです。
多くは最初の2か月をトライアル期間(お試し期間)として、後に最低時給に引き上げるという店が多いですが、中にはずっと最低時給を下回る金額で雇い続けるお店も存在します。
わたしが体験した職場は、求人の時は『時給19ドル』と書いていたのですが、いざ面接に行くと『給料は手渡しで、時給は、税金を引いた16ドルね』ともぐりの店でした…
当時は早急に仕事を決めなければ行けなかったので、深く考えず働くことにしました。
後から知った話ですが、オーストラリアは土日祝日の給料がアップするんです。
当然もぐりで働いているので、土日祝日の給料は変わらず16ドルのまま…
なので、給料については必ず確認するようにしましょう。
アルコールを取り扱っているお店で働く場合は『RSA』の取得が必須
RSAとは『Responsible Service of Alcohol』の略称で、お酒の取り扱いに関する資格です。
RSAはお酒を取り扱っているお店の従業員は必ず取得する必要があり、ない場合はペナルティを受けることもあります。
ほとんどのジャンパレスではお酒を取り扱っているので、取得する必要がありますが、もぐりで働く場合は必要ありません。
ただし、抜き打ちで検査官がチェックしに来ますので、その時質問に答えられなかった場合は、ペナルティを受ける可能性があります。
なので、オーストラリアで働く前に必ずRSAを取得するようにしましょう。
RSA取得については『オーストラリアでRSAを取得する方法は2つ【州が違えばRSAは使えない?】』で詳しく解説しています。
参考オーストラリアでRSAを取得する方法は2つ【州が違えばRSAは使えない?】
続きを見る
『高額時給』をうたっているマッサージ店はセクシャル系
最後に、『高額時給』とうたっているお店はほぼセクシャル系のお店と思って下さい。
よく日系求人サイトで『高時給』『楽に稼げます』と書いています。
通常マッサージ店は、歩合制もしくは、接客中のみ時給発生といったように、あまり稼げる分野の仕事ではありません。
稼げない分野のマッサージ店で高時給ということは、何かしらの理由があるはずです。
もしそれでもいいよって方はぜひチャレンジしてみてください。
実際にわたしの友人は、セクシャル系のマッサージ店で働いていましたが、週3,4日ほどの出勤で3,000ドル~4,000ドル以上稼いでいました。
なので、高時給とうたっている求人に応募する方は、それなりのリスクがあるということを念頭に置いてください。
まとめ:オーストラリアの仕事探しは、数打てばあたる
以上、ワーホリでも探せるオーストラリアの仕事と、注意点をまとめました。
仕事探しを始めたばかりは、返事が返ってこなかったり、雇ってもらえなかったりと不安になりますが、数を攻めることで必ず仕事は見つかります。
わたしも大体30~40件ほどメールや飛び込みで申し込みをしますが、返事があるのは5~10件ほどです。
諦めずに探し続けていれば必ず仕事は見つかります。