【最安値】カナダワーホリに必要な最低限の費用は39万円?
ワーホリに行こうと考えているが、「費用はいくら必要なのか?」「最低いくら貯金しておけばいいのか?」など、気になるのはやはり費用ですよね。
ワーホリに行きたいけど、「出来れば費用は安く済ませたい」というのが本音だと思います。
しかし、留学エージェントに相談に行くと、「最低でも100万円は必要」と言われたり、費用が懸念となり、多くの方が、その夢を諦めてしまいます。
確かに、留学エージェントを通してワーホリに行くと、100万円以上費用が必要になります。
しかしわたしが、実際にカナダのワーホリをしたときには、100万円以下の費用で行くことが出来ています。
この記事では、実際の経験も踏まえ、カナダワーホリに行くための最低費用をご紹介します。
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目次
カナダワーホリの最低費用は?/385,000円
カナダワーホリの最低限の費用は、「約385,000円」です。
これはわたしが、カナダワーホリに行った経験から算出しています。
ではなぜ、この金額で行くことができたのか?
後程、詳細な内訳を紹介しますが、ワーホリに行くための準備をすべて個人手配したからです。
以下が、ワーホリの準備の際に費用が掛かるものです。
カナダワーホリに必要な費用
- ワーキングホリデービザ申請費
- 片道の航空券
- 海外保険
- 1か月の生活費
これらの費用をまかなうことが出来れば、最低限のワーホリを始めることが出来ます。
カナダワーホリ費用の内訳
以下の表をご覧ください。(1ドル=82円 2020年現在)
費用が掛かるもの | 費用 | 追加費用 |
---|---|---|
ワーホリビザ申請費 | 338ドル(28,000円) | 東京往復費:18,000円 |
片道航空券 | 72,000円 | |
海外保険/9か月 | 484ドル(41,000円) | |
1か月の生活費 | 226,000円 |
カナダワーホリ費用・ビザ申請費/28000円+18000円
ワーホリを始めるには、まずワーホリビザというものを取得せねばなりません。
「ワーホリビザ」とは、休暇を過ごす目的で各国の政府が発行しているビザのことです。
観光ビザと違い、ワーホリビザは、滞在中の費用を補うために就労が許可されています。
このワーホリビザは、国によって申請料が違いますが、カナダの場合「338ドル/約28,000円」です。
追加の費用に書かれている「18,000円」は、指紋登録の為に行った東京の往復の交通費です。(指紋登録料は申請費に含まれています)
現在、指紋登録は東京と大阪でのみ可能ということで、地方に住んでいる方は、別途交通費が必要になります。
また、カナダワーホリをする以前に、オーストラリアやニュージーランドに滞在していた方は、「無犯罪証明書」、「運転履歴書」の提出が必要になります。
オーストラリア無犯罪証明書の発行料は「約3,000円」です。
カナダワーホリ費用・航空券/72000円
ワーホリの場合、長期間滞在することになるので、往復のチケットは必要ありません。
しかし、復路の航空券が無い場合、入国審査の際に銀行の残高証明書が必要になります。
忘れずに持っていくようにしましょう。
日本からカナダへは直行便が飛んでいますが、直行便は費用が高いです。
安く抑えたい方は乗り継ぎ便にしましょう。
直行便の値段は、「12万円~15万円」ほどですが、乗り継ぎ便だと「5万~9万」で行くことが出来ます。(時期によって変動がある)
カナダワーホリ費用・海外保険/41,000円
カナダワーホリの場合、海外保険を入国審査の際に提示する必要があるため、必ず入っておかなければなりません。
AIG損保のような大手保険会社は、保険内容が良いかわりに、費用が「年間25万円」ほどします。
そこで、この保険料を安くするためのポイントが2つあります。
海外保険を安くするポイント
- クレジットカード付帯の保険を利用する
- 現地の保険会社に加入する
クレジットカードの中には、海外保険が付帯されているものがあります。
通常、保険期間は90日ですので、3か月間はこの保険が使えます。
この付帯保険には2種類あり、「自動付帯」と「利用付帯」があります。
「自動付帯」は、そのクレジットカードを持っているだけで海外保険が利用できるというものです。
「利用付帯」は、そのカードを使って旅行代金などを支払った場合海外保険を利用できるというものです。
自動付帯は、「エポスカード」などがあり、利用付帯は、「楽天カード」などがあります。
3か月が過ぎたら、現地の保険に加入します。
多くの会社は、現地からのみ申請となりますが、日本から申請出来るものもあります。
「BIIS(Bridges International Insurance Services)」という会社は、日本国内から申請可能です。
カナダへ旅行やワーホリをする人へ向けた保険会社であり、日本語でのサービスがあります。
またこの会社は、1日単位から加入可能で、期間に応じて臨機応変に対応することが出来ます。
わたしの場合、3か月をクレジットカードの付帯保険に入り、残りの9か月はこの「BIIS」に加入しました。
以下がその詳細です。
9か月BIISに加入した場合
- 最高保障額:10,000ドル
- 期間:275日
- 合計:484ドル(約41,000円)
カナダワーホリ費用 最初の1か月に必要な生活費/226,000円
ここからは、カナダ現地で1か月に必要になる費用です。(1ドル=82円 2020年現在)
費用が掛かるもの | 費用 |
---|---|
ホステル/1週間 | 190ドル(15,500円) |
シェアハウス(デポジット) | 800ドル(65,000円) |
シェアハウス(レント) | 800ドル(65,000円) |
シェアハウス(鍵デポジット) | 200ドル(16,500円) |
携帯代 | 45ドル(3,700円) |
食費 | 50,000円 |
その他生活費 | 10,000円 |
カナダワーホリ費用・ホステル代/15,500円
ワーホリでは、基本的にはシェアハウスに住むことになります。
しかし、現地に到着したばかりでは、シェアハウスを探すことは出来ないので、まずはホステルなどの安宿かホテルに泊まります。
ホームステイを手配している方は、ホームステイ先へ向かいます。
日本からでもシェアハウスを探すことは出来ますが、土地勘がないのでおすすめはしません。
土地勘がなくてシェアハウスを決めてしまうと、仕事を始めた時に通勤などで困る場合があるからです。
シェアハウスを決めてから仕事を探すと、通勤が楽なのでおすすめです。
今回泊まったホステルは、1週間で190ドル(15,500円)でした。
カナダワーホリ費用・シェアハウス デポジット代/65,000円
シェアハウスに引っ越す際には、「デポジット」というものが必要になります。
「デポジット」とは保証金のことで、日本でいう敷金がこれに当たります。
退去する際に何も問題が無ければ、全額返金されます。
カナダのシェアハウスは、デポジットを1か月分の家賃と同じ値段に設定していることが多いです。
わたしが探した家は、家賃が月に800ドル(65,000円)でしたので、デポジットは800ドルを支払いました。
カナダワーホリ費用・シェアハウス レント代/65,000円
「レント」とは、家賃のことをいいます。
カナダは、家賃を1か月ごとに支払うことが多いです。
その為、入居できるのが月初めであることが多いです。
家賃の支払い日を、毎月1日に設定している家が多いからです。
これから渡航する方は、その点も踏まえて渡航することをおすすめします。
カナダワーホリ費用・シェアハウス 鍵デポジット/16,500円
シェアハウスによっては、鍵のデポジット(保証金)を取られる場合があります。
これは、家によって違いますので、シェアハウスを探す時に確認してください。
わたしの場合は、鍵のデポジットに200ドル(16,500円)が必要でした。
シェアハウス入居時に払う総費用
デポジット(家賃1か月分)800ドル+レント(家賃)800ドル+鍵デポジット(ある方のみ)200ドル=1,800ドル(約15,000円)
カナダワーホリ費用・携帯代/3,700円
ワーホリをするときには、現地でSIMカードを購入する必要がありますので、SIMフリースマホが必要になります。
各キャリアによってプランは違いますが、わたしは「Chatr」という会社のSIMカードを購入しました。
月に4GB使えて45ドル(3,700円)でした。
カナダワーホリ費用・食費/50,000円
カナダはチップ文化です。
チップが必要な外食は高くつきます。
1回の食事で、15ドル~20ドル(1200円~1,650円)は必要です。
ディナーになると、もう少し値段は上がるでしょう。
費用を抑えるためには、自炊をおすすめします。
わたしは、1週間のホステル暮らしの時に外食をしていたので、5万円ほど食費にかかりました。
自炊をすれば、月3万円ぐらいまでは節約できるでしょう。
カナダワーホリ費用・その他生活費/1万円
シェアハウスによって違いますが、基本はトイレットペーパーやその他生活に必要なものは、自分で揃える必要があります。(キッチン用品などは不要)
これらをそろえる為に、シェアハウスに移ったばかりの初月は出費が多くなります。
自分で揃える必要がある物の例
- トイレットペーパー
- シャンプーなど
- 寝具(ない場合)
- 調味料類
- 洗剤類
また、シェアハウスや仕事探しの際に使う交通費も含めて1万円ほどです。
カナダワーホリ費用を補うためには?
ワーホリビザは、就労が許可されているビザですので、働いて生活費を稼ぐことが出来ます。
カナダは、州によって時給が違います。
渡航先を選ぶ際は、時給なども考慮して考えるのが良いでしょう。
以下はカナダの中でも、ワーホリに人気の都市を抜粋しています。
州 | 主な都市 | 時給 |
---|---|---|
ブリティッシュコロンビア州(BC州) | バンクーバー | 13.85ドル(約1,100円) |
ノースウェスト準州(NT州) | イエローナイフ | 13.46ドル(約1,100円) |
オンタリオ州(ON州) | トロント | 14ドル(約1,150円) |
ケベック州(QB州) | モントリオール | 12ドル(約1,000円) |
カナダは、オーストラリアやニュージーランドに比べて時給があまり高くありません。
しかしカナダでは、上記の時給プラス「チップ」をもらうことが出来ます。
チップや時給は、職種やポジションによって変わります。
たとえば、多くの店ではホールスタッフ(ウェイター)より、キッチンスタッフのほうが時給が高いです。
ホールスタッフは時給が低い代わりに、チップをキッチンスタッフより多く貰うことが出来ます。
多い人で、月に10万円以上のチップを貰うことが出来ます。
カナダでは、チップだけで家賃を稼ぐことも可能といえるでしょう。
カナダワーホリ費用についてのまとめ
いかがでしょうか。
今回のまとめ
- ワーホリの最低限の費用は「385,000円」
- 費用を抑えるには個人手配をする
- カナダの最低時給は州によって異なる
- ポジションによるが、チップだけで家賃を稼ぐことも出来る
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