【最安値】オーストラリアワーホリに必要な費用は○○円?
みなさんが、ワーホリ(ワーキングホリデー)を検討する際、1番気になるのはその費用ですよね。
ネットで検索してみたり、留学エージェントに相談に行くと、皆一様に言うのが「100万円は必要」だということ。
しかし、わたしがオーストラリアへワーホリをした時は、100万円以下で行くことが出来ています。
この記事では、その内訳と、費用を抑えるコツを公開します。
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目次
オーストラリアワーホリの準備に必要な費用は?
オーストラリアワーホリにかかる費用はいくら必要なのか?
「約26万円」この金額さえあれば、オーストラリアのワーホリを始めることが出来ます。
なぜならば、わたしがこの金額で、実際にオーストラリアへワーホリをしたからです。
なぜここまで費用を抑えることが出来たのか?
後程詳細な内訳を紹介しますが、ワーホリに必要な準備をすべて個人手配したから、ここまで費用を抑えることが出来ました。
以下が、ワーホリの準備の際に、費用がかかるものです。
ワーホリの準備に必要なもの
- ワーホリビザ申請費
- 片道航空券
- 海外保険
- 1か月の生活費
これらの費用を、まかなうことが出来れば、オーストラリアワーホリを始めることが出来ます。
オーストラリアワーホリ費用の内訳
必要なもの | 費用(1ドル=74円) |
---|---|
ワーホリビザ申請費 | 485ドル/約36,000円 |
片道航空券 | 約50,000円 |
海外保険/9か月 | 約54,000円 |
1か月の生活費 | 約12万円 |
総費用 | 260,000円 |
これはわたしが、オーストラリアへ実際にワーホリをした時の費用です。
オーストラリアワーホリ費用・ワーホリビザ申請費/36,000円
まず、ワーホリを始めるためには「ワーホリビザ(ワーキングホリデービザ)」というものを取得せねばなりません。
ワーホリビザとは、休暇を目的とした長期滞在を認めたビザで観光ビザと違い、滞在期間の資金を補うために、就労が許可されているビザのことです。
各国で申請費は違いますが、オーストラリアの場合、485ドル(36,000円)が必要です。
ココに注意
語学学校に通う予定のある方は、別途健康診断が必要です。(約20,000円)
オーストラリアワーホリ費用・航空券/50,000円
ワーホリの場合、長期間滞在するため往復航空券は必要ありません。
しかし復路の航空券が無い場合、資金の証明をするために銀行の残高証明書が必要になりますので、忘れずに用意するようにしましょう。
オーストラリアは、ジェットスターなどの、LCC(格安航空会社)がありますので、直行便でも5万円台から見つけることが出来ます。(時期によって変動する)
わたしが行ったのは、6月のオフシーズンであった為、約5万円で航空券を買うことが出来ました。
費用を抑えたい方は、オフシーズンに出発することをおすすめします。
ココがポイント
一般的にオフシーズンと言われているのは、「4月、6月、9月、11月」です。
大型連休明け、たとえばお盆明けの9月初旬は、1年間で一番航空券が安い時期です。
オーストラリアワーホリ費用・海外保険/54,000円
海外保険は、万が一の為にも必ず加入しておくことをおすすめします。
しかし、留学エージェントなどで勧められる海外保険は、どれも高額ばかりなものです。
有名なもので、AIG損保という会社があります。
多くの留学エージェントは、この会社の保険を進めてきますが、費用が1年間で約25万です。
もちろん値段に見合った保険内容なのですが、「使うかどうかもわからないものに25万円もの大金を払うのはどうなのか?」と思いますよね。
実際に、わたしはここで大きく費用を抑えています。
海外保険を安くする方法は、2つあります。
クレジットカードには、海外保険が付帯されているものがあります。
期間は、だいたいどの会社も90日間です。
つまり3か月間は、クレジットカードの付帯保険で補うことが出来ます。
さらに、その海外保険にも2種類あります。
クレジットカード付帯保険
- 自動付帯
クレジットカードを持っているだけで、自動的に海外保険が付帯される
「エポスカード」などが、自動付帯のクレジットカード
クレジットカード付帯保険
- 利用付帯
クレジットカードを使って、旅行代金などを支払った際に、海外保険が付帯される
「楽天カード」などが、利用付帯のクレジットカード
クレジットカードによって条件が異なるので、詳細は確認して下さい。
3か月を過ぎてからは、現地の保険に加入します。
中には、日本語対応している会社もあります。わたしは、「ユニケア」という会社の保険会社に加入しました。
ユニケアは、ニュージーランドに本社を置く会社ですが、オーストラリアの保険もあります。
オーストラリアの格安保険では特に有名な会社ですので、費用を抑えたい方はユニケアをおすすめします。
9か月の保険期間で、約730ドル/約54,000円で加入することが出来ます。
オーストラリアワーホリで最初の1か月に必要な費用/12万円
以下の表は、オーストラリア国内で最初の1か月に必要になる費用の内訳です。
必要なもの | 費用(1ドル=74円) |
---|---|
ホステル/1週間 | 147ドル/11,000円 |
シェアハウス デポジット | 320ドル/24,000円 |
シェアハウス レント | 480ドル/35,000円 |
携帯代 | 30ドル/2,000円 |
食費 | 40,000円 |
その他生活費 | 10,000円 |
総費用 | 122,000円 |
「約12万円」がオーストラリアの現地に着いて、最初の月にかかる費用です。
オーストラリアワーホリ費用・ホステル代/11,000円
ワーホリでは、基本的にはシェアハウスに住むことになります。
しかし、現地に着いたばかりで、シェアハウスに住むことは出来ません。
日本から手配することも可能ですが、おすすめはしません。なぜなら土地勘が無いからです。
土地勘がなく決めてしまうと、仕事探しやその他生活に支障が出ますので、必ずご自身の目でみて、決めるようにしましょう。
シェアハウスが決まるまでは、ホステルなどの安宿に泊まることになります。
ホステルは、1週間で110ドル(約8,000円)程から見つかりますが、安すぎると衛生面が不安な為、150ドル(11,000円)ぐらいのものを探すとよいでしょう。
ココに注意
あまりに安すぎるホステルなどの安宿の場合、治安が悪い場所にあったり、衛生面が良くないので、150ドル/週ぐらいのホステルを探す
オーストラリアの平均的なホステルは、週150ドル~200ドル以内(11,000円~15,000円)で見つかる
オーストラリアワーホリ費用・シェアハウス デポジット/24,000円
シェアハウスに引っ越しをする場合は、デポジットと呼ばれるものを払う必要があります。
デポジットとは、「保証金」のことを指し、日本でいう敷金がこれに当たります。
各シェアハウスによってデポジットの値段は違いますが、オーストラリアのシェアハウスは、ほとんどの家が家賃の2週間分を支払います。
デポジットは、退去時になにも問題(部屋の破損など)なければ、全額返金されます。
わたしが住んでいたシェアハウスは、家賃が週160ドル(約12,000円)だったので、2週間分の320ドル(24,000円)をデポジットで支払いました。
オーストラリアワーホリ費用・シェアハウス レント/35,000円
レントとは、「家賃」のことを言います。
オーストラリアのシェアハウスは、家賃を1週間か2週間ずつ払います。
支払い期間は、各シェアハウスで異なるので、住むときに確認してください。
支払いが1週間~2週間払いの為、家賃は週単位で表記しています。
オーストラリアの平均家賃は、週120~180ドル程です。地域や部屋(相部屋か1人部屋)によって、値段が変わってきます。
1人部屋より、相部屋のほうが家賃は安くなります。
費用を抑えたい方は、相部屋にして費用を抑えることが出来ます。
わたしが住んでいたシェアハウス(1人部屋)は、週に160ドル(約12,000円)でした。
上記の表では、1か月の生活を出していますので、160ドル×3週間(1週間はホステルに泊まっている為3週間で計算)=480ドル(35,000円)が、1か月目の家賃です。
シェアハウスに移動するときに必要な費用総額
- デポジット(家賃2週間分)=320ドル(24,000円)
- レント(1週間)=160ドル(12,000円)
- 総額=480ドル(35,000円)
上記の費用に、残りのレント(家賃)320ドルを加えて、シェアハウスに掛かる1か月の費用は、800ドル(6万円)
オーストラリアワーホリ費用・携帯代/2,000円
海外に長期間滞在する時には、現地でSIMカードを購入する必要があります。
その為、SIMフリースマホを用意する必要があります。
携帯代は、キャリアによって違いますが、わたしは「Optus」という会社のSIMカードを購入しました。
月に10GBを使えて、30AUD(約2,000円)でした。
オーストラリアワーホリ費用・食費/40,000円
オーストラリアは、他のチップ文化がある国(カナダやアメリカ)と比べて、外食にかかる費用は安く済みます。
とはいえ日本に比べると高いので、なるべく自炊をするようにしましょう。
ランチで約8AUD~12AUD(600円~900円)、ディナーになると20ドル(1,500円)ぐらいが相場です。
わたしはホステルに居た頃に、外食ばかりしていたので、すこし出費が多くなっていますが、1か月自炊のみにすると、30,000円ほどに、抑えることができるでしょう。
オーストラリアワーホリ費用・生活費/10,000円
シェアハウスは、基本的に自分のものは、自分で揃える必要があります。
シェアハウスで必要なもの
- トイレットペーパー
- 食器用洗剤
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
- 洗濯用洗剤
- ティッシュ
すべて10ドル以内(720円)で買うことができます。
上記以外にも、シェアハウスによっては寝具が必要な場合があります。(シーツやまくらなど)
逆に、自分で用意しなくていいものは、キッチン用品や食器などです。
また、中心部から離れたところに住んだ場合、交通費も必要になります。
出来れば中心部や、仕事先に近い家を探すのが良いでしょう。(家を決めてから仕事を探すのがおすすめ)
オーストラリアワーホリでは追加で必要な費用がある
ここまでが、最も安くワーホリへ行ける費用でしたが、場合によっては、追加の費用が必要になります。
たとえば、語学学校の費用などが挙げられます。
オーストラリアの語学学校の平均費用は、週約340ドル(25,000円)です。
オーストラリアワーホリの最高就学期間は、17週(4か月)までです。
仮に、最高期間の17週通ったとすると、5,780ドル(約43万円)必要です。
語学学校には通ったほうがいいですが、費用を抑えたい場合は、先に働いて費用を貯めるという手もあります。
後程、詳しく書きますが、オーストラリアの時給は世界一高いので、6,000ドル(44万円)ぐらいなら、3か月あれば貯めることが出来ます。
オーストラリアワーホリの費用を抑えるコツ
費用を抑えるコツは個人手配をすることです。
なぜなら、留学エージェントを利用すると「手数料」がとられるからです。
たとえば、ワーホリビザ申請費は36,000円ですが、留学エージェントを利用した場合は、これに「手配料」として2万~3万円必要になります。
語学学校の手配も同じです。
留学エージェントを利用すると、語学学校をやたらと勧めてきますが、その「手配料」を取るためです。
もちろん語学学校は通ったほうがいいですが、語学学校も個人で手配できます。
留学エージェントを利用した時と、個人手配をした時の差は詳しく記事にまとめています。
オーストラリア以外の国の費用も見てみたいという方は、カナダの費用についてもまとめていますので、参照してください。
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オーストラリアワーホリで出発前に用意しておくもの
先ほど紹介した中以外にも、出発前に用意するものがあります。
出発前に用意するもの
- 銀行の残高証明証
- 海外保険のコピー
- 国際免許証
銀行の残高証明と海外保険のコピーは、入国審査の時に必要になる場合があります。
また、各書類は必ず英文のものを用意しましょう。
銀行の残高証明は、各銀行会社によりますが、2,000円前後で取得することが出来ます。
オーストラリアで運転するかもしれないという方は、国際免許証を取得しておきましょう。
運転する際は、オーストラリアの交通ルールを必ず確認するようにしてください。
オーストラリアの交通ルールは、各州によって変わります。
たとえば、シドニーのあるNSW州(ニューサウスウェルス州)では、自家用車の場合、国際免許証だと3か月間しか運転できませんが、レンタカーの場合1年間運転することが出来ます。
特にオーストラリアは、個人間で車の売買が行われるほど、簡単に車を手に入れることが出来ます。
自分の車を買いたいという方は、オーストラリア免許証に書き換えすることをおすすめします。
国際免許証は、約2,000円前後で取得することが出来ます。最寄りの免許センターあるいは、警察署で発行してくれます。
ココに注意
国際免許証は身分証明書になりません。
オーストラリアで身分証明書として認められているのは以下のものです。
- Proof of Age Card
- Keypass ID
- オーストラリアの運転免許証
- パスポート
オーストラリアの時給
ここまでが、オーストラリアワーホリをするのに必要な1か月の費用を紹介しましたが、1か月後はどうするのか?
ワーホリは、就労が許可されているビザですので、働いて費用を補います。
オーストラリアは世界一時給が高い国です。
雇用形態によって給料が違いますので、詳しくは下の表をご覧ください。
雇用形態 | 時給 |
フルタイム | 19.94ドル/約1,500円 |
パートタイム | 19.94ドル/約1,500円 |
カジュアルタイム | 24.36ドル/約1,800円 |
「フルタイム」とは、日本でいう正社員のことを言います。
週38時間以上の労働が保障されており、有給と病気休暇が認められています。
また解雇の際には、4週間前に通告があります。
「パートタイム」とは、日本でいうアルバイトを指します。
週38時間以内の労働が保障されており、有給と病気休暇が認められています。
また、解雇の際には、4週間前に通告があります。
フルタイムとの相違点は、週に保障されている労働時間の違いです
「カジュアルタイム」とは、日本でいう契約社員がこれに当たります。
週の労働時間が保障されておらず、有給と病気休暇がありません。
また、雇用主は通告なしに解雇することが出来ます。
その為、カジュアルタイムは時給が高く設定されています。
ワーホリで働く場合は、「パートタイム」か「カジュアルタイム」での雇用になります。
オーストラリアは土日祝日は時給アップ?
オーストラリアでは、雇用形態かかわらず、土日祝の時給がアップします。
職種などによって違いますが、おおよそ土曜日が1.25倍、日曜日が1.5倍、祝日は2倍になります。
たとえば、カジュアルタイム雇用で、祝日に働けば時給48.72ドル(約3,600円)になります。
このため、祝日には多くの店が自粛したり、営業時間を短縮しています。
祝日も営業している店で働けば、月に4,000ドル(約30万円)以上稼ぐことも出来ます。
以下わたしが、実際に働いていた職場の例です。
オーストラリアの給料実例
- パートタイム契約 週5日出勤(週38時間)内土曜日出勤1回
- 時給:19.94ドル×8時間×4日×4週=2,552ドル
- 時給(土曜日):24.93ドル×8時間×4週=798ドル
- 総収入:3,350ドル(約248,000円)
上記は基本のシフトです。
上記に祝日出勤を加えると、4,000ドル近い給料を稼ぐことが出来ます。
オーストラリアワーホリ費用についてのまとめ
今回のまとめ
- オーストラリアワーホリに必要な費用は「26万円」
- 語学学校に通うためには追加で費用が必要
- オーストラリアの時給は世界一高い
- 語学学校の費用は働いて補える
- 語学学校を個人手配することは可能
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